しつもんで響きあう。

「子どもTo共育ラボ」代表・ひろろの学びブログ

地域と学校がつながるとどんな変化が起きるのか?

静岡の小学校と、博報財団こども研究所が共同で「地域を動かす子どものパワー!」をテーマに行った調査研究プロジェクト。
「博報財団こども研究所」シンポジウム2017と題して、そのプロジェクトの調査、結果の発表会が開催されました。


地域と学校がつながるとどんな変化が起きるのか?


その答えのひとつが知りたくて、参加してきました。



結論からすると。
子どもたち、先生共に自信がみなぎる姿に変化し、
子どもたちが主催・運営したゴミ拾いイベントに参加した地域の人たちも
子どもたちの発想力に驚いたりして、子どもを見る視点が変わり、地域の空気感も変わりました。


この成果が得られたのは、ただ「地域と学校がつながったから」ではありません。


地域の課題を解決するプロジェクトを子どもたち主体で進め、
担任の先生は「ファシリテーター」に徹した結果、
「子ども実体が引き出され、潜在していた子どものパワーに大人や地域が巻き込まれていった」
のです。(太字は元文教大学 嶋野道弘教授の言葉をお借りしました)


ドキュメンタリー映像では、
子どもたちで意見を出し合い、選択し、
時にはぶつかったり、予期せぬ事態が起きたりしましたが
その困難をクラスみんなで話し合いながら乗り越えていくうちに
クラスの団結力が増して、一人一人が「私に任せて」という責任を持って行動していたように思います。
なんとも頼もしい姿でした。
新任2年目の担任の先生も、子どもを見る目が変わり、最後には子供たちのチカラを信じてイベントの運営を子どもたちに任せていました。誇らしげな姿でした。


そして!
グループで意見を言えなった(遠慮して言わなかった)子が
ある頼まれごとをきっかけに
水を得た魚のようにイキイキとしはじめ、
意見が言えるようになった。
というドラマもあり、思わず涙腺がゆるんでしまいました。


自己肯定感を高めるには、
「自分で自分にOKを出せるようになる」ことが大事ですが、
やはり周囲との関係から育まれることも多いです。
どちらがいい。ではなく、「どちらいい」という考え方で
子どもに関わる地域の人としては、後者を意識していきたいですね。


嶋野教授が言う通り、
子どもたちは
「夢がない」「やる気がない」
のではなく、
「夢を持つ機会が少ない」
「能動・主体性を発揮する機会が少ない」

のだと思います。


気づいた人から始めよう。


ひろろは、子どもが
「夢を持つ機会」
「能動・主体性を発揮する機会」
を創っていきたいと思います。