不登校ゼロに導いた2人の校長先生の取り組みとは?

久しぶりの投稿になりました。


今回は不登校について書いてみようと思います。


小学校を不登校ゼロにした校長先生(木村泰子先生)がいるのは知っていましたが、
中学校の不登校ゼロについては初耳でした。
クリエイティブな校長になろう――新学習指導要領を実現する校長のマネジメント
この平川理恵先生は、民間で初の女性の校長になられた方です。
民間人校長といえば、東京都並木区立の中学校で初の民間人校長となった藤原和博さんが有名ですね。
どちらもリクルート出身と聞いて納得!です。

不登校をゼロにした取り組みには共通点があった!


木村先生や平川先生が不登校をゼロにした取り組みには共通点があります。
1つめは
不登校生が安心して居られる居場所を学校に作っている。しかも徹底的に。」
ですね。
木村元校長が現役時代のドキュメンタリー映画「みんなの学校」では、
3年間、全く学校に行けなかった男の子が転校してきて、最後にはクラスの仲間に支えられながら卒業していきました。
(なぜ、学校に通えるようになったのか。は、長くなるので割愛しますね)
転校してきた当初、木村先生が掲げた目標は「この子が安心して学校に居られるようになること」だったんですよね。。。

「安心して学校に居られる」ってどんな状態でしょうか?

映画では、その男の子は職員室でスース―眠っていて、その隣で木村先生が見守っているシーンがありました。
学校に来て寝てる!?ふつうでしたら認められないことでしょうが、
その子にしてみたら、学校は慣れない場所だし、慣れない所は疲れるだろうし、眠くなって当然でしょう。
「何しててもいいから、とにかく学校に慣れること」
木村先生の「子どもに寄り添う」このスタンスが、男の子との信頼関係を構築し、安心して居られる場所。になったのですね。。。
そして、「安心して居られる」状態になったら、「自分はここに居ていい」が実感できるようにクラスメイトとその男の子を導いて行ったのです。


つまり。「信頼関係」が土台にないと「安心」は生まれないんだなぁ。。。
としみじみ思いました。

2つ目の共通点は。

そして、2つ目の共通点は、
「子ども自身に選ばせる」主体性を大切にしている
ということです。

平川先生のこのインタビュー「不登校児をゼロにした元中学校長の「非常識」 | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準」で、
すごく納得したのが
「登校するかどうかを自分の主体性で決める。」
「自分から登校日を選ばせると、週休4日の子も日を選んで来る。」
と言っているところ。
「子どものやる気を引き出す魔法の質問」をお伝えしている身としては、これはすごく重要なポイントで、
人から指示されてやれることなんてなんぼ。
自分で決めた方が、よっぽどやる。能動的に動いてくれるんです。

「子ども自身に選ばせる」ってどういうことだと思う?

子どもがどんな選択をしても、それを受け止めるということ。
大人はジャッジしない。
ジャッジしないということは、子どもを信じるということ。


「行かなくちゃいけない」という気持ちと「でも行けない」という相反する気持ちは
アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態で、
本人にとって、とても苦しいことだし、前には進みません。


「行かない」という選択も認めることも大事なのです。

親もがんばらない

動かないものを頑張って動かそうとしても、動かないことの方が多いです。
頑張って、思う通りにいかなくて、あなたのためにやってるのに!とイライラして、ストレスためるんだったら、
頑張らないで、行かない選択を認めて、たまに登校できたらラッキー。っていうくらいの余裕があった方がストレスにならないし、お互いにいい関係が築けていいのではないかと私は思います。

最後に

このように、上手くいった取り組みが研究・検証され、学校に導入されていったらいいのにな。
と思います。


【関連リンク】
不登校児をゼロにした元中学校長の「非常識」 | ブックス・レビュー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
映画『みんなの学校』公式サイト